パリ
(ビジネスワイヤ) — 世界最先端の完全人工心臓プロジェクトを設計・開発し、末期心不全を患う人々に代替法を提供しているカルマト(Paris:ALCAR)(FR0010907956, ALCAR)は、自社の人工心臓を初めて人体に移植したと発表しました。今回の移植は人工心臓の実用可能性試験の一環であり、ANSM(フランスの保健当局である国立医薬品・保健製品安全庁)および被験者保護委員会(倫理委員会)から与えられた承認に基づくものです。
世界初となる手術は、2013年12月18日、パリ(フランス)にあるジョルジュ・ポンピドゥー欧州病院のチームによって施行されました。
この初移植はスムーズに行われ、移植された人工器官は生理的心拍数で、正常な血流を自動的に送り出しています。この男性患者は現在、集中治療室でモニタリングされており、意識もあり、家族に話しかけることができています。
カルマトのマルセロ・コンヴィティ最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「このような移植は初めてであり、術後間もない時点でもあるので、結論を出すには明らかに時期尚早であるものの、この初移植の施行をうれしく思います。」
カルマトについて:世界最先端の完全人工心臓プロジェクト
現実の公衆衛生問題となっている末期心不全のあらゆる症例に対処する上で唯一の確かな方法:カルマトの目標は、心臓疾患、すなわち世界中で死亡の主因となっている慢性心不全および急性心不全に伴う大きな公衆衛生問題に対し、対処法の提供を可能にすることです。現在、先進国ではこの疾患の患者が実に1億人を超えています。カルマトは完全人工心臓の開発を追求することで、心不全を抱える何万もの人々に対する移植心臓の不足という、周知の課題の克服を目指しています。
詳しい情報についてはwww.carmatsa.comをご覧ください。
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