米カリフォルニア州サンカルロス
(ビジネスワイヤ) — エピトープ選択的治療薬を開発する前臨床段階のバイオ製薬企業であるルーブリック・セラピューティクスは本日、ザイ・ラボとの間で研究協力・ライセンスオプション契約を締結したと発表しました。ルーブリックのメソスケール改変分子(MEMs)プラットフォームを使用して、非公開の腫瘍標的に対する生物学的機能を強化したモノクローナル抗体を発見することが目的です。
本契約に基づき、ルーブリックとザイ・ラボは、ルーブリックの創薬エンジンを使用して、製品候補の発見に向けて連携していきます。この創薬エンジンは、機械学習と構造データを活用して、サブドミナントエピトープに結合し、差別化された活性を示す抗体を発見するものです。ザイ・ラボはライセンスオプションを行使した場合、本共同研究の(複数の)成果物を開発・商業化するための世界的な独占権を得ることになります。
ルーブリック・セラピューティクスは、前払い金を受け取るとともに、製品候補ごとに将来の研究・開発・商業化に応じたマイルストン支払いを受け取り、さらに各製品の世界での売上高に応じたロイヤルティーを受け取る資格を獲得します。本契約の財務条件は公表していません。
最高経営責任者(CEO)のアイザック・ブライト博士は、次のように述べています。「私たちは、ザイ・ラボが困難を伴う腫瘍標的に対するバイオ治療薬を発見するための取り組みの一環として、ルーブリックの創薬エンジンを選定したことを大変うれしく思います。当社は、ザイ・ラボと連携して、差別化された作用機序を持つエピトープ特異的な抗体を発見することで、同社による研究を促進できるものと期待しています。オンコロジー分野でザイ・ラボが持つ専門性は、画期的な潜在力を持つ新規治療薬を必要としている患者さんに提供するという当社の関心の実現を助けてくれるものです。」
ルーブリック・セラピューティクスについて
ルーブリック・セラピューティクスは、専有的な機械学習/計算生物学的ソリューションを適用して、エピトープ選択的なモノ/バイスペシフィック抗体の発見に取り組むバイオテクノロジー企業です。ルーブリックは、分子ライブラリー合成、超並列スクリーニング、コンピューティングにおける最近の進歩に触発され、治療用抗体を発見するための情報駆使型の新手法の構築に取り組んでいます。ルーブリック・セラピューティクスは、MEMs創薬エンジン技術を活用して、有効性が確認された標的や難易度の高い標的に対して独自の結合特性を持つ抗体を数多く迅速に発見します。2018年にヘルステルからスピンアウトしたルーブリックは、バイオ治療薬の発見を前進させ、治療選択肢を拡大してがん患者にとっての治療成績を改善するという使命を共有する一流の製薬企業と提携することを目的としています。ルーブリックは、サード・ポイント・ベンチャーズ、パラディン・キャピタル・グループ、バイタル・ベンチャー・キャピタル、Hayan Health Networksを含む機関投資企業の支援を受けています。当社は、カリフォルニア州サンカルロスを拠点としています。
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