仏リヨン
(ビジネスワイヤ) — 急性白血病および医療ニーズが満たされていないその他の腫瘍適応症を対象に革新的な「腫瘍飢餓化」治療薬を開発するフランスのバイオ製薬企業のエリテック(Paris:ERYP)(Euronext Paris: FR0011471135 – ERYP)は本日、目論見書の許可を取得したと発表しました。
許可の取得
フランス金融市場庁(AMF)は、規制市場であるユーロネクスト・パリへの新規株式の追加に関するエリテックの目論見書を2014年10月23日に第14-566号として許可しました。この株式は資本準備金3000万ユーロの追加に対応して発行され、これについては本日すでに別のプレスリリースで発表しています。
目論見書の入手
2014年10月23日に許可第14-566号で承認された目論見書は、エリテック・ファーマの本社(60 Avenue Rockefeller, Bâtiment Adénine, Lyon, France)、エリテック・ファーマのウェブサイト(www.erytech.com)、AMFのウェブサイト(www.amf-france.org)で無料で入手できます。
目論見書の構成:
- 2014年6月4日に番号R.14.038でAMFによって登録された参照文書
- 2014年9月2日に配布された2014年第1四半期の財務報告書(参照によって組み込まれる)
- 発行文書
- 目論見書概要(発行文書に含まれる)
警告
本プレスリリースは参考のみを目的とするものであり、フランスを含むいかなる国であれ、いかなる種類のものであれ、エリテック・ファーマによる公募、購入の申し出、または一般から申し出に対する関心を引き出す意図を構成するものではなく、そのようなものを構成すると見なされてはなりません。本プレスリリースで説明されている株式は、医療セクターで通常の方法で株式に投資する自然人または法人以外に対してフランス内で一般に募集することはできず、募集されません。本プレスリリースは、2003年11月4日付け欧州議会および欧州理事会指令2003/71/EC(改正、特に指令2010/73/ECを含み、かかる指令が欧州経済領域の関係加盟国内で国内法化されている限りにおいて)(目論見書指令)の意味における目論見書を構成しません。目論見書指令を実施している欧州経済領域の加盟国に関しては、加盟国内での目論見書の発行を必要とさせる証券の一般への募集を行うための行動は行われておらず、行われません。そのため、エリテックの株式は、目論見書指令第3(2)条に記述されている例外に従い、加盟国によって国内法化されている場合を除き、または目論見書指令第3(2)条の規定もしくは当該加盟国内で適用される規制によって目論見書の発行がエリテック・ファーマに要求されないその他の状況における場合を除き、加盟国内で募集することはできず、募集されません。本プレスリリースおよびそれに含まれる情報は、米国においても本活動が規制の対象となるその他の法域においてもエリテック・ファーマの証券の募集の申し出も購入の勧誘も構成しません。エリテック・ファーマの株式またはその他の証券は、米国内において、1933年米国証券法(改正を含む)(米国証券法)に基づいて登録されているか登録を免除されているのでなければ、申し出も売却も行うことができません。エリテック・ファーマの株式は米国証券法に基づいて登録されておらず、登録されず、エリテック・ファーマは米国内でその株式の公募を行う意思を持っていません。英国においては、本プレスリリースは欧州連合目論見書指令第2(1)(e)条の(i)、(ii)、(iii)の意味における「適格投資家」であり、かつ(i)2000年金融サービス市場法(金融プロモーション)命令2005(改正を含み、「命令」という)の第19(5)条の意味における「投資専門家」(専門的投資経験を持つ個人)、(ii)命令第49(2)(a)~(d)条の適用範囲に入る人(「富裕な企業・各種団体等」)、(iii)投資活動の招待または参加呼び掛けを受領して(2000年金融サービス市場法第21条の意味による)金融証券の発行と売却が合法的に行われ得る人(これら個人すべてを「関係人」と総称する)である人に対してのみ向けられ、意図されたものです。英国では、本文書は関係人に対してのみ意図されており、関係する人以外の人は本文書使用することも参照することもできません。本プレスリリースが関係する投資または投資活動は関係人のみが利用でき、関係人による関与しか行われません。AMF一般規制第211-3条に従い、次の点にご留意ください。
- 本発行は、AMFの承認の対象となる目論見書を確立しません。他方、本活動の範囲内で発行される株式の上場は、AMFによって承認される目論見書を確立します。
- 申し込みまたは購入される株式は、直接的にも間接的にも通貨金融法L. 411-1、L. 411-2、L. 412-1およびL. 621-8~L. 621-8-3条で規定されている条件に基づいてのみ一般に配布されます。
本プレスリリースの配布は、特定の国においては、個別の規制の対象となることがあります。したがって、本プレスリリースを所有する人は、現地規制の情報を得なければならず、そのような規制を順守しなければなりません。
エリテック・ファーマの株式に申し込む決定は、エリテック・ファーマについての公開情報に基づいてのみ行われなければなりません。
エリテックおよびERYASP™/GRASPA®について: www.erytech.com
2004年にリヨンで創設されたエリテックはがん患者、特に急性白血病や一部の固形腫瘍の患者に新たな展望を提供するフランスのバイオ製薬企業です。
エリテックは酵素のアスパラギナーゼを赤血球に封入することでERY-ASP/GRASPA®を開発しました。ERY-ASP/GRASPA®は、「飢餓状態」を通じてがん細胞を標的化すると同時に、患者への副作用を大幅に抑制するオリジナル性を持つ治療薬です。ERY-ASP/GRASPA®については現在、欧州で急性リンパ芽性白血病(ALL)を対象とする第III相臨床開発が完了に向かっており、急性骨髄性白血病(AML)を対象とする第IIb相臨床試験が進行中です。また本製品は米国でALLを対象とした第I/II相臨床開発が進行中です。
毎年、欧州と米国で約5万人の患者が、ALLまたはAMLと診断されています。現在、これら患者の約80%、主として成人および小児の再発患者に対しては、既存のアスパラギナーゼ製剤はその毒性が原因で使用できません。ERY-ASP/GRASPA®は、最も虚弱な患者を含むすべての急性白血病患者が治療を受けられるよう、忍容性プロファイルの改善を目標に開発が進められています。エリテックが対応している市場セグメントは、10億ユーロの潜在力に相当します。
また、エリテックは固形腫瘍の分野における治療薬と、腫瘍学以外で一部の希少疾患適応症についても、開発を進めています。エリテックは現在、欧州ですい臓がんを対象とする第II相試験を実施中で、ERY-ASPの他の固形腫瘍適応症を調査しています。
エリテックは欧州と米国の両方で、ALL、AML、すい臓がんにつきERY-ASP/GRASPA®の希少薬指定を受けておいます。また仏リヨンと米フィラデルフィアに稼働可能な自前の製造施設を擁しています。
エリテックは2件の販売提携契約を結んでいます。一つは欧州で希少薬分野の大手オーファン・ヨーロッパ(レコルダーティ・グループ)、もう一つはイスラエルのテバ・グループとの契約です。
エリテックはパリのユーロネクスト規制市場に上場しており(ISINコード:FR0011471135、ティッカー:ERYP)、CAC All Shares、CAC Healthcare、CAC Pharm. & Bio、CAC Small、CAC Mid&Small、CAC All Tradable、Next Biotechの各指数の構成銘柄となっています。エリテックの株式はPEA-PME(フランスの中小企業向け節税プラン)適格です。
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