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シンガポール
(ビジネスワイヤ) — 世界最大のイタリアのバイオ製薬企業に属するメナリーニ・アジアパシフィックは、著名なノーベル賞受賞者のルイス・J・イグナロ教授をアジア太平洋地域に迎えて心臓病予防に関する画期的研究についてアジアの医師と共有し、当地域の人々の生活改善に取り組むことを再確認しました。イグナロ教授は最近、フィリピン心臓協会の第44回年次大会で講演するために香港とフィリピンを訪れました。
Nobel Prize Laureatte, Dr. Louis J. Ignarro (Photo: Business Wire)
イグナロ教授は、一酸化窒素(NO)が心臓血管系のシグナル伝達分子として働くことを発見し、ノーベル医学賞を受賞しました。ノーベル賞だけでなく、イグナロ教授はその研究で他の多くの特別な賞も受賞しています。
メナリーニ・アジアパシフィックのジョン・グレアム最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「NOの強力な血管拡張作用の発見は、血圧を下げ、心疾患も減らすことができる新たな治療法をもたらしました。メナリーニ・アジアパシフィックは、奇跡の分子1とも呼ばれるこの物質に関する研究をアジアの医師と共有するために、イグナロ教授を当地域にお迎えできることを非常に喜んでいます。」
約30年間、イグナロ教授は心臓血管系におけるNOの役割に焦点を当てた研究を行ってきました。教授の膨大な研究の中で最も重要な成果は、NOが血管内で産生され、血管に拡張・収縮に関する合図を送ることで血流を制御しているという発見でした。
高血圧は今日の世界の主要な公衆衛生上の問題であり、毎年の世界の死亡者数は940万人に上ります。2008年には、25歳以上の成人の約40%が高血圧と診断されています。この疾患を持つ人の数は、1980年の6億人から2008年には10億人に増加しました。高血圧の罹患率の増加は、人口増加、高齢化、不健康な食事2といった行動危険因子などの要因に起因します。
イグナロ教授は、次のように述べています。「現在では、体内でのNO産生を実際に刺激できる適切な薬物療法が存在します。これはNOを活用するための良い方法です。ほとんどの場合、NOは薬剤として使用することができないため、NOを刺激するその他の方法を見つける必要があります。」
1 「How Nitric Oxide Maintains Health(いかに一酸化窒素が健康を維持するか)」(2009年2月)http://www.usc.edu/uscnews/stories/16315.html
2 「A global brief on hypertension(高血圧に関する世界報告)」(世界保健機構、2013年)
メナリーニ・アジアパシフィックについて
メナリーニは、世界最大のイタリアのバイオ製薬企業として127年以上の歴史を誇り、100カ国以上に約1万7000人の従業員を擁しています。ここアジア太平洋地域でのメナリーニのビジョンは、地域の人々の生活を改善するための重要な医療ブランドを提供する大手企業になることです。メナリーニ・アジアパシフィックは、規制当局の承認や製品発売からライフサイクル管理までの商業的バリューチェーン全体で事業を展開し、皮膚科、プライマリーケア、アレルギー・呼吸器、循環器、がん・スペシャルティーケア、メンズヘルス、コンシューマーヘルスを含む主要な治療分野で、独自ブランドと提携ブランドから成る多様なポートフォリオを有しています。
メナリーニ・アジアパシフィックの詳細については、www.menariniapac.comをご覧ください
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